当社は1980年の創業当初より、大阪の地で金物建材を手掛けてまいりました。昭和から平成、令和に至るまで、当社が変わることなく在り続けられましたのは、お客様や地域の皆さまの支えによるものと深く感謝しております。
2015年には、新たに研磨部門「ヨドケンマ」を創設。かねてより目指していた内製化の実現により、品質維持や納期短縮、コストカットを果たすことができました。
長年培ってきた知見や技術を携え、新たに見据えるのは「次なるものづくり」です。お客様からの様々なご要望を「種」とし、多様なニーズにお応えする製品を生み出していきたいと考えています。レーザー加工機も導入し、複雑かつ難易度の高い製品にも対応できる体制を整えています。
来たる2030年、当社は創業50年を迎えます。ただこの節目は、一つの通過点にすぎません。「わたしたちのものづくりは、これから始まる」そんな想いと決意を胸に、新たな歩みを進めていきます。

MISSION

YODOKEN PRIDE ここから、ものづくりの最高を目指す

  • PRIDE 01 :信頼性

    細部にまでこだわった
    ものづくりで
    高品質を維持する

  • PRIDE 02 :柔軟性

    普遍的に形を変える
    ものづくりで
    時代のニーズに寄り添う

  • PRIDE 03 :先進性

    エッジの効いた
    ものづくりで
    未来を切り拓く

REPORT

品質管理・強度試験・試験代行・現地実測等

淀川建材工業の取り組みについて

当社では、タラップやリング製品の安全性や品質を証明するため、第三者機関による強度試験・引張試験等を定期的に実施しています。また、より多様なご依頼に対応できるよう、構造検討書の作成技術をはじめとする社内教育にも積極的に取り組んでいます。高品質な製品づくりのため、今後も様々な取り組みを行ってまいります。

淀川建材工業の取り組みについて

梯子製品の溶接強度を調べる試験を
第三者機関(強度試験所)にて行いました。

対象:40φ・32φ・25φ

梯子形状のステップ溶接強度を証明するため、第三者機関による強度試験を実施しています。結果として、溶接荷重数tと通常使用に全く問題のない強度が証明されています。

※溶接強度の試験概要書は提出可能ですが、基本的に丸棒・パイプ製品のミルシートとなります。

「リング製品」に関する溶接強度試験を
第三者機関にて実施しました

対象:吊金物(リング状の製品)

当社リング製品の溶接強度を証明するため、第三者機関による引張試験を定期的に実施しています(試験所はその都度変更)。結果として、設計荷重(1t)の4~5倍をクリアする溶接荷重が証明されています。

※試験概要書の提出はリング製品すべての品番に当てはまり、商品ごとの検査は実施しておりません。 ※当社からの提出は溶接強度の報告書となります。

後付・先付等の強度に関するお問合せについて
第三者機関にて実施しました

後付・先付等、強度に関するお問合せについては、現場の躯体・コンクリートの種類やALC等、さまざまな状態によりますので、現場様での判断とさせていただいております。当社による詳細な返答は出来かねますので、予めご了承くださいませ。

「打込みタラップ」の強度について
引張・引抜き試験を実施しました

対象:タラップ

打込みタラップの強度は、材料である丸棒の強度に準じます。そこで19㎜の丸棒鉄の条件で再現し、引張・引抜き試験を行いました。変異は1tより見られましたが、躯体より抜け落ちるには何倍もの結果となりました。

※実際のコンクリート強度により数値は異なります。 ※本試験結果はあくまでも参考となるため、報告書の提出はございません。 ※メーカーミルシートの提出となります。

構造計算技術を育成するための講習を実施しています

当社では、製品の安全性や使用上支障がないことを証明する「構造計算」技術を習得するため、外部講師を招いた社内講習を定期的に実施しています。構造検討書の作成依頼や、ご要望の溶接強度に合わせた特注製品の製造を承れるよう、社内教育に努めています。